再度のダート替わりがどう出るのか


20210321_セルディアーナ


■パドック
前走から2kg減の504kgで出走。少し物見をし集中力を欠く様子。歩様も硬く柔軟性を欠くように見える。

■レース内容
やや出負け気味のスタートから、出ムチを入れて先頭へ。折り合いもつき早すぎないペースで直線を迎えるも、伸びを欠き6着でゴールしています。

■結果考察
まず、パサパサの良馬場を試せなかったのは残念です。ダートのせいか不良馬場のせいか、スタート後なかなか二の脚がつきませんでした。そんな中、キレのない脚を見越して出ムチを入れてハナをとるのは、調教師のオーダー通りでした。しかしながら、直線では抵抗できずに沈んでいってしまったのは、坂がダメや距離がダメなど根本的なダメな理由があるのでしょうか。ある程度坂路でタイムを出せるようになってきたことから、鞍上の提言通りに一度短い距離を使ってみるのもいいかもしれません。

■個人メモ
スタート:よい
 →抜群のスタートでスッと先行することが出来ました(2020.12.28調教師)
折り合い:よい
 →折り合いを欠くこともなく乗り易い(2021.02.25調教師)
距離:1400-1600
 →芝の1,400mから1,600mぐらいの条件の方がこの馬には合っている(2021.03.22内田騎手)
コース:ワンターン
 →ストライドが大きく、ゆったりとした距離が合っているなと感じましたし、ワンターンの1,800mならのびのびと走れそう(2020.12.24調教師)
枠:外枠
 →砂を被り、少し気にして走っていた(2021.01.18吉田隼騎手)
調教:

調教師 2021/03/17(水)栗坂良 53.7- 39.3- 25.3- 12.4 一杯に追う ★自己ベスト
助 手 2021/03/14(日)CW重 74.4- 58.1- 43.4- 13.5[7]馬なり余力

★自己ベスト
助 手 2020/12/23(水)栗坂良 55.4- 40.4- 25.3- 12.2 一杯に追う
調教師 2021/02/24(水)CW良 84.2- 67.7- 51.7- 37.3- 12.1[8]稍一杯追う

※シルクホースクラブホームページ掲載の情報であり、転載許可を得ています



2021.03.22 レース結果

 3/21(日)阪神1R 3歳未勝利〔D1,800m・9頭〕6着[4人気]


まずまずのスタートから促しながら先頭に立ちます。最後の直線に向き、そのまま粘り込みを図りますが、残り200mで力尽き6着入線しています。


渡辺薫彦調教師「前々走の内容から、この条件ならすんなりと先行できると思っていましたが、ゲートを出てから出鞭が入っていたように、あまり行き脚が付かなかったですね。それにそこまでペースが速くなかった割には脚が上がるのが早かったですし、あの展開なら悪くても掲示板は確保して欲しかったです。レース後、内田博幸騎手にどうだったか話を伺ったところ、『確かに前半は強引にハナを主張していきましたが、ペース自体は速くなかったですし、その割には止まるのが早かったですね。ダートの走りそのものは悪くないですが、芝の1,400mから1,600mぐらいの条件の方がこの馬には合っているように思いました』と話していました。距離に関しては確かにマイルぐらいの方が良いのかなと感じるところはあったので、次走はそれを踏まえて番組を検討していきたいと思います。この後はトレセンに戻って状態を確認してからになりますが、2月の小倉から使ってきていることもありますので、一旦放牧に出して次走に備える方向で考えています」